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2008年 04月 25日
本山さんの読書感想です。ご参考にどうぞ。
『強いニッポン』 著者:御手洗 冨士夫 心に残った言葉: ・変革を行なうとき前例は何の役にも立たない。 ・三自の精神:自発、自治、自覚 ・経営資源:ヒト、モノ、カネ、情報、ブランド ・日本のGDPの大半はサービス業が生むが、外貨を稼げない ・人生は2ラウンド:1ラウンドは学生。記憶力の勝負。2ラウンドは社会人。気力、体力、人格、運、仲間、統率力など人間の全存在を戦い。 ・三方よし:売り手よし、買い手よし、世間よし ・失敗の歴史が財産。失敗の上に成功が稀に出てくるような世界 ・力を結集し、道を切り拓くリーダーの育成。無私の人。自信と勇気と謙虚さ。 ・途上国の模倣品を振り切るには前進を続けること 感想: キヤノンの会長また経団連の会長の御手洗冨士夫氏の著書として本書を選びました。 全体の内容はインタビューなどをまとめた本でした。 経団連は全業をまとめて立案する政策で、現状の荒波の時代を乗り切って「強いニッポン」にしたいという気持ちあふれる部分が多く、とくに製造業の分野のことで共感を覚えました。 『今の日本は「失われた10年」から「飛躍の10年」へという段階』という言葉に非常に勇気が持てて強く心に残りました。 今は次なるステージへの飛躍の準備の時。また、日本には消極的な将来予測が蔓延し、どんなことも悲観的に受け止め、思考が萎縮していると御手洗さんは言われています。 現実のテレビを見すぎると、将来がどんどん不安になり思考がネガティブになっていってしまうことを言われています。こうならないためにも、現実のテレビを消して坐禅をし、将来の自分のコミュニケーションをしていこうと思いました。 また日本人の「自立心」の欠如と「依頼心」の強まりに、日本の成長を阻害する要因になるとも言われていました。 私は戦後レジームの中の教育の分野が非常に問題であると思っており、「古き良き伝統の国、日本」のようなものをもっと教育に取り入れるべきだと思っています。 御手洗さんも「戦後の偏差値教育の弊害であり、まさに教育改革が必要」と言われていますが、偏差値という言葉を使い一億総中流のような考え方が根底にあって、今の社会が形成していると思います。そこを脱却するときが来たのではないでしょうか。 非常に共感する部分が多く、日本の将来を憂いておられる御手洗さんの気持ちのこもった一冊でした。
by yasundo3
| 2008-04-25 11:15
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